コリントス同盟の内容と目的〜スパルタ除外の理由とは〜

コリントス同盟の内容と目的〜スパルタ除外の理由とは〜

コリントス同盟の内容と目的
〜スパルタ除外の理由とは〜

コリントス同盟とは、 カイロネイアの戦いでアテナイ・テーバイ連合軍にに勝利したマケドニア王国と、スパルタ除く全ギリシアポリスの間で、紀元前337年に結ばれた同盟です。古代ギリシア史の転換点となる重要な出来事なので、その内容について抑えておきましょう。

 

 

コリントス同盟の内容と目的

カイロネイアの戦いの後、戦勝国のマケドニアが、ギリシア諸ポリスをコリントスに集めて結成された為この名で呼ばれています。
この同盟の一番の目的は、デロス同盟と同様対ペルシアを見据えたものです。デロス同盟の第一回目の会合でペルシアへの遠征軍派遣が決議され、その後まもなく遠征を有言実行しペルシア帝国を滅亡させています。

 

伝統的なポリスの終焉

コリントス同盟の目的には、ギリシア世界を完全にマケドニアの手中に収めることにもありました。コリントス同盟の加盟国は自由自治が認められ、相互不可侵の平和条約が締結されたものの、何をするにもマケドニアの意思が介入するので、伝統的な自治体制を維持することは難しくなりました。
このコリントス同盟締結をもって伝統的なギリシアポリスの歴史は終焉を迎えたといえます。

 

スパルタはなぜ除外された?

アテナイと双璧を成す有力国であったスパルタですが、カイロネイアの戦いではマケドニアに対抗するギリシア連合に加わっていません。その理由としては、スパルタが反マケドニア国というわけではなかったこと、連合国の1つであるテーバイとの仲が良くなかった、などの説があります。

 

同盟締結の前提となった戦いに参加していないので、進んでマケドニア優位の同盟に入れてもらう理由もありません。除外されたというよりはスパルタがマケドニアへの服属を拒んだ結果といえます。軍事国家としてのし上がったプライド故かもしれません。

 

 

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