ギリシア人の自称“ヘレネス”の語源や意味〜バルバロイとの対語〜

ギリシア人の自称“ヘレネス”の語源や意味〜バルバロイとの対語〜

ギリシア人の自称“ヘレネス”の語源や意味
〜バルバロイとの対語〜

古代ギリシア人は自らのことをヘレネスと呼び、その住む国土のことをヘラスと呼んでいました。自分達がギリシア神話の美女ヘレネの子孫であるという言い伝えを信じていたためで、ヘレネの子孫という意でヘレネスと呼んだのです。

 

 

またギリシア人を構成した主要な民族は、ドーリア人イオニア人アイオリス人、アカイア人ですが、言い伝えではそれぞれの民族の祖はヘレネの子や孫であるドロス、イオン、アイオロス、アカイオスとされています。

 

バルバロイ

ギリシア人は異民族のことをバルバロイと呼び、自分達ヘレネスと優劣などを対比することに関心を持っていました。後進未開の地のよくわからない言葉を話す者たちを指していましたが、ペルシア帝国の影響力増大にともない、ペルシア人を指す呼称としても定着しました。

 

ヘレニズム文化

前4世紀末からは、オリエント文化とギリシア文化が融合したヘレニズム文化が繁栄しましたが、この「ヘレニズム」とは「ヘレネス」に由来する語で、「ギリシア風の」という意味をもちます。またこのヘレニズム文化が繁栄していた時代をヘレニズム時代といいます。

 

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