民会とは〜アテナイで特に発展〜

民会とは〜アテナイで特に発展〜

民会とは
〜アテナイで特に発展〜

民会とは、古代ギリシアのポリス社会において、法や予算、軍事など国の方針に関わる様々な意思決定を行なった市民総会です。エクレシア(英: ecclesia)とも呼ばれます。

 

民会で行なわれたこと
戦争や遠征の承認/将軍や騎兵長官など重要官職の選出/外交問題の話し合いなど

 

民会で定められた様々な決議や法律は、大理石の板などに刻まれてアクロポリスアゴラなどで公示されていました。

 

 

民会への参加

市民権を持つ男子であれば自由に参加や発言、投票をすることができました。(女性や奴隷、メトイコイ(在留外人)などは参加不可)しかし基本的に民会は年功序列で、若い者ほど発言権は弱く、年上の意見が反映される傾向にありました。

 

ポリス市民の多くを構成していたのは農業を生業とする農民なので、民会の大多数は農民が占めています。民会は都市部で行なわれるので、都市外の農地に住む大半の参加資格者は、民会の際には夜を徹して中心地に赴く必要がありました。

 

各ポリスの民会

アテナイの民会

民会といえばアテナイのそれが特に知られています。前5世紀に入り、ペリクレスによりアレオパゴス会議の権限が抑えられ、事実上国の最高決定機関になり、直接民主政社会の牙城として機能しました。
前460年頃には、プニュクスの丘に民会の議場が設けられ、そこで定期的に民会が開催されるようになりました。

 

スパルタの民会

厳格な軍国主義教育で有名なスパルタにも民会は存在し、アテナイ同様国の最高決定機関ではありましたが、スパルタには長老会と呼ばれる60歳以上の市民で構成される機関があり、この機関は民会の決定を拒絶する権限を持っていました。

 

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