古代ギリシア天文学2〜月の大きさ/距離求め方〜

古代ギリシア天文学2〜月の大きさ/距離求め方〜

古代ギリシア天文学2
〜月の大きさ/距離求め方〜

最初に月までの距離を調べたのは古代ギリシア人です。日々の天体観察から、月食の時に月に映っているのが地球の影であることに気がつき(つまり地球が丸いことにも気がついた)、これを月までの距離や大きさを調べる上で重要な手がかりとして利用したのです。

 

しかしコンピューターによる計測が当たり前の世の中に生きている我々からすれば、古代の人々がどのようにして正確な計測を行なったのか気になりますよね。今回は古代流の月までの大きさや距離の調べ方を簡単に紹介したいと思います。

 

 

古代ギリシア流【月までの距離】の調べ方

ヒッパルコス(前190年頃−前120年頃)は、月が真南にくる地点と、その月が地平線上に見える地点の2カ所で同時に月を観測し、月までの距離を求めました。

 

古代ギリシア流【月の大きさ】の調べ方

エラトステネス(前275年−前194年)は世界で初めて地球の大きさを計算した人でもあります。
そして月に写る地球の影の形と、月の形を比較することで、月の大きさは地球のおよそ四分の一、つまり約14,000kmと推算しました。実際の月の外周は約10,916kmなのでかなり近い推測であったことがわかります。

 

アリスタルコス(前310年−前230年頃)は、月食の際に月が地球の影の中を通過する様子を観測し、月食のときの月に対しての地球の影の大きさから、地球の直径は月の直径の約3倍と見積もりました。

 

 

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